Dedaステム(ハンドル)のクランプ径について考えてみました

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こんにちは

なんか。。ネタがないので前から思ってた事を書いてみます。

怒られそうですが。。ひとつの意見として書いてみます。

断定は出来ないので書き散らかしますが、ご容赦ください。実測できれば良いのですが、残念ながら0.1mmの精度を誤差なく計れる物を持ってません(^^;

 

色々書きますが、個人的意見で保証できませんので、馬鹿なネタとして見てください。

 

ハンドル側のクランプ径って、現状多いのが31.8mmの様です。

Dedaだけ、微妙に違う31.7mmと記載して販売されています。ハンドルも同様で31.7mmとなっています。

 

この0.1mmの差で互換が無いと言う情報が多数派の様に思います。

本当に!?と言うのが正直な感想です0.1mmですよ?31.8mmの3.1%ぐらいですよね。。

ネットを見るとカーボンハンドルが、Dedaステムと、それ以外のメーカーのハンドルで取り付けた為、変形したって情報も。。単純締めすぎじゃないかと。。製造誤差が0%で0.1mm潰れたと言うなら分かりますが、変形がそれ以上ですし上下に潰れるなら分かりますが、前後にも潰れてるし。。形状が合わないから固定できずに締めすぎたなら分かりますが、そういう事じゃなくて規格の違いとか。。今ひとつ納得できません。

 

で、そもそも31.8mって、規格なのか調べてみると、スーパーオーバーサイズと言う規格の様で、インチだと1-1/4だそうです。

1インチは2.54cmだそうなので、計算すると31.75mmが正しい規格サイズだと思われます。

センチメートル表記と、インチ表記の国毎に形状を変えてるとは思えません。

と言う事で、表記上の規格が31.7mmであっても、31.8mmであってもどちらも正しい規格から0.05mm外れてます。

31.8mmはインチ表記の規格から0.05mm大きく、31.7mmは0.05mm小さいです。

が。。31.75mm(1-1/4インチ)で製造されていると見るのが妥当じゃないかと思います。

もしくは、0.05mmの差は誤差程度と考えているかどちらかかと思います。

 

ただし、0.05mmの誤差は許容できると製造側が判断している場合、規格を揃えれば良いと言う前提で考えると31.75mmではなく、本気で31.8mmで製造している場合も有るかと思います。これが最大に発生する差と思います。

その場合、31.7mmとの誤差は0.1mmとなり、許容量の0.05mmの倍になります。

 

それがダメな場合、許容(想定)量の0.05mmからの相対量の0.05mmが許容できないかも知れない差になりそうです。

0.05mmは31.8mmの1.55%になります。それがダメな場合には、ステムやハンドルの製造誤差が最大でも1.55%以下である必要があります。2000円ぐらいのステムも有る現状から考えて、そこまで製造精度が高いわけないんじゃない?と思いますが。。製造誤差が0%じゃないと色々辻褄が合わない気がします。。そんな訳はないと思うので、Dedaのステムやハンドルに気を使うより、安物や製造元の技術が低そうなメーカーのパーツの方が危ないんじゃないかなと思います。

 

と曖昧な推測をしてみましたが。。

最後に、金属である以上、熱で膨張や収縮しますよね。

種類により差があるとは思いますが、調べた所アルミ自体の熱膨張係数は100mmの大きさの場合、10度辺り0.238mm膨張するそうです。

自分が使ってる環境を考えると、最低は-10度ぐらいはありえそうです、最高は真夏に触るとアチッ!?となるので、80度(もっとありそうですが、少なく見積もります)とすると、最大90度の温度差があります。

ステムのクランプ径を31.8mmなので、以下の計算式で計算してみます。

( ( 0.238 ÷ 100 ) × 31.8 ) × ( ( 80 – ( -10)  ÷ 10 ) ) = 0.681156

 

約0.68mmが気温によるクランプ径の変化とすると、0.1mmが問題になるとは思えません。

これだと、私(笑)に有利な数字が出ているので、温度20度で、31.8mmのサイズであるとすると

-10度で31.57295mmで、温度80度の時は32.2541mmのはずです。

 

と言う事で、私の個人的考えだと、31.7mmと31.8mmの差は気にしない事にします。

 

ただし、規格は合わせた方が安全性の観点からは無難であると思います。

規格は合わせるべき!と〆ます。

 

アルミで計算しましたが、カーボンははっきりしませんが、鉄よりも熱膨張指数が同じか低い様です。

鉄はアルミの半分ぐらいの様なので、そのぐらい以下と考えて良さそうです。

 

 

 

コメント

  1. こんばんは。
    インチを無理にセンチ表示しただけなんで、輸入代理店が切り上げたか切り下げたかの違いだけのような気がします。あくまで、気がするだけですが...
    実際に作ってる工場での精度は、31.7 ± αmmではなく、1-1/4 ± β inch でやってるんだろうし...
    って、根拠ない、ただの“気がする”ですが...(笑)

    ホントのところは、31.8mm同士での不具合発生率と、DEDAと31.8mm品との不具合率でも出てこないと(出ないでしょうが)わかりませんよね。

    ただ、31.8mm同士で不具合あっても、安物だからしゃぁないとか他の理由で諦められるでしょうけど、DEDAと31.8mm品で不具合起きたら、ほら!ってなりそうですけど...

    • ShimaQさん
      コメントありがとうございます。
      探した所、ワイズロードさんのブログに、切り上げ、切り捨ての問題である事を書かれてました。多少ゴニョゴニョしてますが。
      そういう事、なのかなと思います。(笑)
      ただ、保証できないので、言い切るのは難しいですよね。

      Dedaと他のメーカーのカーボンハンドルで、この問題で変形したって書かれてたプロのページを見かけましたが、それ。。単純に締めすぎじゃないかと。。(^_^;
      問題が、出てもそれが原因か証明できなさそうです。。

  2. しげさんへ
    デダのハンドルクランプ径は気になるところですね。
    アルミハンドルの場合はあまり問題にならないかもしれませんが、カーボンハンドルを使う場合は同じメーカーのものを使うのが良いかと思います。
    理由は、各メーカーの寸法公差がわからないので、組み合わせによってはステムのクランプ径とハンドルの径差が大きくてクランプ不良が発生すると思います。
    径31.7と31.8は軸受と言うのであれば問題無いかも?とも思いますが、ロードハンドルの場合はクランプがしっかり固定が必要なので、径差が有ると固定力が著しく低下すると思います。

    • ブラザー弟さん
      コメントありがとうございます。
      影響は無いか、とても小さいんじゃないか?と推測しますが、なんとも言い切れません。
      気になるならおっしゃられている様に同じメーカーで揃えるのが良いですね。
      製造誤差や、設計上の許容範囲自体が考えられてるとすると、同じメーカーであれば揃ってるはずですね。

      また、この辺りの寸法表記の差や、公差とか、許容範囲が公開されていない事を考えると、メーカー毎の公差程度では問題ないんだろうなと思います。問題が出るのであれば、±5%以内にじゃないと危険!とかの情報が出ると思うんですよね。
      メーカーは他メーカーとの組み合わせだと保証できる筈もないので、なんとも回答できなさそうです(^_^;

      と色々考えてみましたが、31.8mmとのかの規格で揃えるより、同じメーカーで揃えた方が安心かなと思います。
      メーカー違いの31.8mmと、31.8mmと31.7mmの組み合わせって、大差ないなかと。。(^_^;

      と言いつつ、根拠が薄いので自分が安心できる組み合わせで用意するのが良いですね。

      あまり考えるとステムの素材の引っ張り強度とか気になってきます(^_^;)

  3. 私もdedaのステムを使っているので、前々から0.1mmの差は気になっていました。
    ハンドルもステムもメーカー許容の公差があるので、0.1mmの差が必ずしも0.1mmの差にはならず、どちらかがマイナス公差いっぱいで、どちらかがブラス公差いっぱいだった場合、0.1が0.2mmの差になり得ると考えると、dedaのステムに他メーカーのハンドルを組み合わせるのは危険かな…と、ハンドルもdedaに統一していますが、実際には組み付けはできるし、使用上も問題は生じてはいないようですね。
    まあ、余り難しく考えなくても良いかと…。

    • charikettaさん
      コメントありがとうございます。
      そうですよね。公差はあるとは思ったのですが、見つけられなかったのでこんな書き方になりました。多分。。ですが、0.1mmを超えてそうと思うんですよね。
      自分自身は気にせず使ってます。