Wahoo TICKR FITの精度比較してみました

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こんにちは

先日購入した「Wahoo TICKR FIT」ですが、せっかく?なので「Polar Vantage M」と同じ様に計測値の比較をしてみようと思います。
購入記事は以下になります。

前回の「Polar Vantage M」の比較記事はこれです。

ベースにする心拍センサーはこの記事の「Wahoo TICKR」です。これを正とします。

データをとったのは、この記事のZWIFTです。
胸に心拍計、左手首にランニングウォッチ、右腕に今回買った心拍計の合計3つを付けて計測してます(笑)

全体をグラグにしてみました。こんな感じです。
「Polar Vantage M」が赤、「Wahoo TICKR」が青、「Wahoo TICKR FIT」が緑です。
後で拡大しますが、全体的に「Polar Vantage M」が前回同様に遅延してますが、「Wahoo TICKR FIT」は結構追従してる様に見えます。

Wahoo TICKR FITの精度比較してみました

最初の5分だけを拡大してみます。
「Wahoo TICKR FIT」は若干遅れながらも追従してますが、「Polar Vantage M」より、かなり早く追従しているのが分かります。短時間の最大値は「Wahoo TICKR FIT」が計測しきれていない箇所がありますので、タイミングによっては「Wahoo TICKR FIT」最大心拍数を計測できない事がありそうです。

Wahoo TICKR FITの精度比較してみました

次に32分あたりから、5分間を拡大します。
心拍が急激に上がっている最初のあたりで、VantageMが結構遅れたり、途中で心拍が下がったりしていますが、Wahoo TICKR FITは遅れながらも追従しています。
生データを見ると心拍が160になる所だと、Wahoo TICKR FITがおおよそ5秒遅れ、VantageMが20秒遅れでした。
心拍が下がる時は、差が縮んでる様です。心拍が150に下がる所だとWahoo TICKR FITだと5秒遅れ、VantageMは12秒遅れでした。

Wahoo TICKR FITの精度比較してみました

大差ないですが、39分から54分までを拡大してみました。
Wahoo TICKR FITが良い感じで推移しています。

Wahoo TICKR FITの精度比較してみました

あと、Wahoo TICKRとの誤差をグラフにしてみます。
Wahoo TICKRとWahoo TICKR FITの誤差は緑、Wahoo TICKRとPolar Vantage Mの誤差は赤で表示しています。誤差と言っても遅延を考慮せずに同じ時刻での値の誤差のみなので、遅延ありきで考えると、正しいとは言えないかも?です。情報の1つとして見ていただければと思います。
Polar Vantage Mよりは、Wahoo TICKR FITの方が小さいです。

Wahoo TICKR FITの精度比較してみました

最初の5分だけを拡大します。Wahoo TICKR FITは-1%から2%の間です。Polar Vantage Mは-4%から6%の間ぐらいです。

Wahoo TICKR FITの精度比較してみました

精度の平均を見ると、全体でみるとWahoo TICKR FITが0.61%、Polar Vantage Mが1.31%でした。
最初の5分だけで見ると、平均誤差がWahoo TICKR FITが0.52%、Polar Vantage Mが1.43%でした。

Polar Vantage Mのデータをグラフで見ると、結構外れている様に見えますが、遅延時間が大きく、心拍が上下しない場所では誤差0%付近の箇所が多いのでトータル的にみた誤差は小さくなるのかなと思います。

これらの事を踏まえた感想としては、心拍が急激に上下する状態でなければ、Polar Vantage Mで十分良さそうです。心拍が急激に上下を繰り返す様なハードなトレーニングをするなら、Wahoo TICKR FITの方が良さそうです。と言うかハードなトレーニングをするなら、胸バンド式(心電式)の心拍計が良いと思います。Wahoo TICKR FITは中間位置ですかね。。

で、今回買ったWahoo TICKR FITですが、腕時計タイプ(Polar Vantage M)よりは、かなり遅延が小さく、計測精度も光学式と考えるとかなり良い値が出るかなと思います。どっちかと言うと、Vantage M寄りでちょっと良い!値が出るのかと思ってましたが、予想よりかなり良かったです。

なので、私の用途であれば、Wahoo TICKR FITで十分かなと思いました。
と言う事で、ZWIFTではこれを使おうと思います。

外ライドは、ちょっと悩みますが、使用頻度が低いのと短時間だけ使う事もないと思うのと、腕に筋の日焼け跡を残すのも悲しいので、今までと同様に胸バンド式の心拍計を使おうと思います。
アームバンドの下にすれば良いのですが、ピチピチでつけるのに苦労しそうです。(^_^;

最後に、グラフを見ても分かりづらいと思うので、生データ(Google Spread)を置いときます。
 → 心拍計比較(P:W:F)

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コメント

  1. 腕や手首型の欠点は心拍数が高いと追随できないところですね。185rpmまでは機種によっては何とか行けますが、200rpm付近は胸じゃないと上手く測れません。

    • たかにぃさん
      コメントありがとうございます。。
      今回のはまだ検証できてませんが、手首式のは170弱ぐらいから怪しいですね。
      180bpmとか見たこと無いです。(^_^;

      余談ですが、ローラーだと何故か心拍があまり上がらない(しっかり辛いですが。。)気がします。
      外ライドだと160bpmぐらいはすぐに行くんですが、ローラーだともう限界!!と思っても160ぐらいです(^_^;