(まとめ)ホイールの脱着方法

この記事は約5分で読めます。

ホイールの脱着方法

※最初に「ロードバイクまとめ」の注意点をお読みください。

 

ホイールの脱着方法を書きます。前提としてクイックリリースがついているロードバイクを対象にします。

クイックリリースの使い方については、「(まとめ)クイックリリースの使い方」を先に覚えてください。

 

まずはフロントから書きます。

自転車を準備します。

 

先に、ブレーキのクイックリリースレバーを使ってブレーキアーチを開きます。写真はシマノのBR-R8000です。

ここのブレーキの操作方法は、マニュアルを参照してください。下の写真の赤丸の中にあるレバーがそうです。反時計回りの方向に回すと、ブレーキアーチが開いてホイールが外せる様になります。(※ホイールとタイヤの種類によっては、この操作が無くてもホイールを外せます)

開きました。

 

ホイールのクイックリリースレバーを起こします。

 

このままだと、ホイールが抜けませんので、反対側のネジを抑えてから、レバーを反時計回りに少し回します。(※レバーを持って、反対のネジを緩めても大丈夫です)

回しすぎるとネジ自体が取れて脱落しますので、注意しましょう。多少緩めたらホイールを下方向に引き抜きます。

フロントフォークはこんな形状で、下向きに開いていますので、意識して引っ張れば簡単に外せます。

赤い箇所に多少盛り上がってる部分があります。その高さを超えられるぐらいネジを緩めればフロントフォークから、ホイールが外せます。

 

ホイールを外すとこんなな感じです。ハブ側の一番細い箇所がフォークの溝に固定されます。

赤四角の中がそうです。

 

嵌める時は、赤四角をフロントフォークの溝に乗せます。しっかりフォークの溝の根本まで入れるようにします。

ホイールを乗せたらある程度ネジを締めてから、レバーを倒してホイールを固定します。

最後に、開放したブレーキを締めて終了です。

ブレーキを引いてみて、片方のブレーキシューが先にリムに当たる様なら、しっかり真ん中に入っていないと思われます。

出来れば、ホイールを空転させてホイールが横に振れないか確認すると良いと思います。

 

 

 

次はリアホイールです。作業しやすい様にシフトレバーを使って、リアのギアを一番外側のトップに移動しておきます。

トップに入れました。

フロントと同様にブレーキを開放します。

 

自転車を立てたままでもできますが、ホイールを外したあと置けなくなるので、自転車ををひっくり返します。

リアのエンド付近はこんな感じです。写真は上が下(地面)側です。上側(地面側)にエンドの切れ目があります。

 

クイックリリースのレバーを起こして緩めます。

レバーを起こした後、フロントと同じ様にネジを少し緩めてからホイールを引き抜きます。

下の写真だと、ホイールを上方向(少し斜め左)に引っ張ると簡単に抜けます。

 

抜けました。このままホイールを引き抜きますが、写真の上側にもチェーンがあるので、それをギアと反対側に避けながら引抜きます。

 

抜けました。

 

写真、ぶれましたが。横から見るとこんな感じです。

 

外せたので、ホイールをはめていきます。

ホイールを嵌める時は、反対の手順で良いのですが、入れる際には、ホイールのハブの軸が、赤丸の位置に入れる必要があります。

また、スプロケット(ギア)のトップが青丸の位置のチェーンに乗せます。

上の写真の青丸の隙間がトップギアを乗せるには狭い事が多いので、下の写真の様にリアディレイラー(変速機)の本体を少し後ろ側に指で押してやると隙間が増えてはめやすいです。

 

チェーンが上下にあり、その間にスプロケットを入れる必要があり、真上から入れようとすると上のチェーンが邪魔になるので、写真の様に少し斜めから入れるとやりやすいかなと思います。

 

そのまま、青丸の位置でチェーンにスプロケットのトップギアの乗せます。

 

横から見ると、こんな感じです。

 

そのままエンドの隙間に押していきます。

 

もう少し押せば、そのまま収まります。

 

クイックレバーをフロントと同じ様に締めて完了です。

ヒックリ返したまま装着すると、奥まで入っていない事が多いので、自分は一旦自転車を戻して、地面にタイヤを付けて、一度クイックリリースのレバーを緩めてから、上から自転車を軽く押してエンドの奥に押さえつけてから、クイックリリースのレバーを締め直しています。そうすると、いい感じに入る事が多いです。

斜めに入ってたりすると、クイックレバーを開放してから、締める時にゆるゆるの事があります。その時は、斜めに入ってたのかと。。(^_^;

フロントと同じ様に空転させて、ホイールがまっすぐ回っているか確認すると良いかなと思います。

 

後は忘れない様に、緩めたブレーキの締めて(戻して)終わりです。

 

 

 

 

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コメント

  1. 私がメンテナンスやる事になると思うのでクイックリリースに変えちゃおうと思ってます。

    • massaさん
      コメントありがとうございます。
      クイックリリースに変えると楽そうですね。

  2. 久々にお店に行ったらクロスバイクの殆どがディスクブレーキになっていてビックリしたところです。
    我が家では3台それぞれスルーアクスルDB、QRDB、QRリムBと違いますが、ホイール脱着については、ローターがキャリパーに入れば位置が決まりスルーアクスルも締め加減を気にしなくて良い分、スルーアクスルDB車のほうが初心者向けかもしれないですね。

    • たかにぃさん
      コメントありがとうございます。
      ええっ!?今のクロスバイクってそうなんですね。全然知りませんでした。
      めったに分解しないなら、安全性も高いディスクブレーキは凄く良さそうですね。ホイール資産もないならなおさらですね。
      ディスクブレーキのスルーアクスルって使った事がありませんが、そんなに簡単に位置が決まるなら、確かに初心者向きかも知れませんね。
      自分は、上手くホイールが真ん中に入ってなくて入れ直す事が割とあります(^_^;)

  3. 今日気がついたんですが2020年式のエスケープR3ってクイックリリースじゃないんですよね。
    一応息子にホイールの脱着方法を教えておこうと思ったら固定式でした。
    あまり自転車に興味が無い人にはこの方が安全なんですかね。

    • massaさん
      コメントありがとうございます。
      ええっ!?クイックリリースじゃないんですね。
      って見てきました。外れること自体を知らない人がいるそうで、だったら固定しちゃった方が安全ですね。自分の通勤用のクロスは駐輪場でぶつけられたりして開いたら怖いのでスキュワーに交換しました。
      バンクした時に工具を持つか、バッチ修理しかないのが、微妙に痛い気もしますが、ハンク修理も自分でしない人もそれなりにいるみたいなので、固定しちゃった方がいいですね。クイックリリースに交換可みたいですね。
      タイヤが30cなんですね。