ペダル、BB等の逆ネジについて考えてみたら、プチパニック(笑)

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こんにちは

先日の筑波山に行った時の事ですが、私のカメさんチームは先のゴールして駐車場でまってました。

ていじんさんがやってきて、走行中にペダルが取れたとの事でした。

ペダルって漕いでれた締まる様に左が逆ネジ、右が正ネジになってるので緩んで取れる事はまずないと思ってたので、かなり驚きました。その時の写真が無いので古い写真ですが、ていじんさんのは同じスピードプレイの軸がステンレスのだったと思います。

ていじんさん自信もブログに書かれてます。以下の記事です。

→ ヒルクライム中にペダルが外れて落車する 【走行中に取れるとは・・・】

その記事のコメント欄で、緩む方向に締めるというコメントが。。

クラブSNS内でも話題に。。

 

緩む方向って、そんな訳無いじゃん!!と思いつつ、冷静に考えると。。。

ほんとだ。。。ええっ!?

全くもって、今まで気づかなかったです。

 

良く考えてみると、クランクの左側を下手くそですが、絵にしてみます。

自転車の進行方向が①の方向です。

クランク自体は②の反時計周りに回転します。

この時の、ペダルの回転方向は、③の方向で、ペダルの締め込み方向の④とは逆です。

てっきり、③と④の方向は同じとばかり思ってました。(^^;

これじゃ緩むんじゃ?と思いますが、経験則でも流石に実証されていると思うんですよね。と言う事で、何らかの原因でペダルが締まる(緩む方向じゃない)理由が有るはずです。

 

で、考えてみたのがベアリングです。ペダルだと分かりづらいのでBB(ねじ切り)に置き換えて見ます。

クランク軸は①の方向で回転します。

そうすると、中のベアリングは②の方向に回転します。

そうすると、外側に有る物?(フレームへしまってるネジ山)は③の内側とは反対側に回る方向に力がかかる筈です。

これか!?と思ったんですが、BB(ホローテック2)やペダル(スピードプレイ)はシールドベアリングが入ってます。これってかなり抵抗が低いんですよね。ネジがしまる方向に力が働く力は0ではないとは思いますが、かなり相殺されそうな気がします。

これで、ネジが締まるのか?というとそこまでの力は働かないのでは?と思います。

じゃあなんで!?

ていじんさんが見つけてきた逆ネジに関する記事がありました。

→ 逆ネジの意味/茨城県サイクリング協会

この記事の最後の方に「スリコギ運動」について書かれています。

ネジの緩みがあると発生するそうで、これは。。なるほどと思えました。

これが理由で締まるんでしょうか?かなり自信が無いのですが、そんな気がしました。

 

なんか分かった様な、いまいち自信無いような感じですが。これで良いんでしょうね。

 

余談ですが、ネジってネジ山の抵抗で締め込んだ時の締め付けトルクを保持してると思ってましたが、ネジが引っ張られる張力で保持されている様です。

知りませんでした(^^;

もちろんネジ山に抵抗が無いとだめなんでしょうけど。。

色々知らない事が多いです。

コメント

  1. 一応締り勝手になる様にできています。
    ただ、締り勝手を成立させるには幾つか条件があって。

    ペダルがそこそこのトルクで踏みつけられる事。
    ペダルのベアリングが正常に作動すること。
    ネジ山が傷んでいたり、異物が噛んでいない事。
    あらかじめ一定以上のトルクで締め付けられていること。

    こんなところかなと思います。
    これがメンテの勘どころになるとも思っています。
    これらが欠けると、ペダルの回転方向に引きずられて、緩むこともままあると思います。

    また、あらかじめ存在する条件としては。

    ネジはネジ穴よりも細く作られている。
    金属は剛体ではない。

    と言う事があります。

    右ペダルを踏んでクランクを回す想定で話をすると、ある程度以上の力で踏むと、ペダル軸はその方向に押し付けられて、ネジ穴の中で僅かに偏っているという状態になります。
    これは、「あらかじめ」と断った条件により起こります。
    クランクが時計回りに回転するにしたがって、相対的にペダル軸はネジ穴の中で反時計回りにこじり回されることになるのですが、この時に押し付けられている方向だけネジ穴とぺダル軸の摩擦が高く、その為こじられる度に、ネジ穴の内面を転がって反時計回りに移動する現象が起こると推測しています。
    その転がり回転の方向が正ネジが締まる方向と一致します。

    • edaさん
      コメントありがとうございます。
      また、ご教授ありがとうございます。

      なるほど。

      ・ネジはネジ穴よりも細く作られている
      ・そこそこのトルクで踏みつけられる事
      ・一定以上のトルクで締め付けられていること

      このあたりで納得できました。

      ネジ穴の中で、ペダルの軸が偏る事を考えられてなかったです。

      ありがとうございましたm(_ _)m

  2. BBも締まりすぎてネジが切れたりしないように、右が逆ネジで緩むようになっています。
    左は正ネジでこれも緩む方向です。 そこてペダルも実は締まりすぎて部品が痛まないように左逆ネジ右正ネジなのだと思っています。だいたいにおいて走行中に緩むようなトルクでは普通組み立てませんし。 話はかわりますけど、トラックも左逆ネジでタイヤ締めています。これも締まりすぎてタイヤが取れなくなるからだそうです。

    • 加藤さん
      コメントありがとうございます。
      少なくともペダルは外れないため!って結構聞くので違和感を感じましたが
      締まりすぎないため!と言われると、納得な気がします。
      気がしますと言うのは原理が理解しきれなくって。。確証が持てません。恥ずかしいですが。。(^_^;

      トラックのホイール取り付けネジの左側って逆ネジになってるのって、初めて知りました。
      同じ理由なのかな?と検索してみましたが、緩まない為みたいですね。。難しいです。
      ただ、こちらのサイトによると、どっちに締めても優位な差はなさそうな感じですね。
      https://www.akatsuki-towing.co.jp/sagyojoho/1204sagyo.html

      加藤さんがおっしゃり以下の記載が、身も蓋も無い感じ(笑)ですが、事実じゃないかと思えます。
      > 走行中に緩むようなトルクでは普通組み立てませんし

  3. 何回もすいません
    規定トルクは壊れないトルクで緩まないトルクでは無いですね
    ボールベアリングは抵抗の分だけ3の矢印の逆方向に引っ張られます
    平らな面にボールを並べてその上に板を置いて上に乗った人を引っ張る時に
    地面に逆方向の力が働くことはあり得ませんよね
    それをグルっと丸くしたのがボールベアリングの原理です
    bbにはボールベアリングのボールで接触してる事になるのですりこぎ運動による力も働かないしbbのネジの方向は謎のままです

    • あるふぁさん
      ご意見ありがとうございます。
      トルクはそうですね。最大トルクなので、そのハズですね。
      実際にはネジなどの素材によって緩みにくいトルクはある様ですが、自転車については提示と言うか調査していないみたいです。ネジって締めすぎると緩み安くなるみたいですね。
      人のお話は、地面が動かない(固定されている)からな気がしますが、何とも自信なしです。(^_^;)
      言われるとそんな気がしますが、
      全体的に私。。前提条件が飲み込めてない気がします。頂いたお話を元に考えてみます。ありがとうございますm(_ _)m

      逆ネジは、経験則なのかも?と思えてきました。

  4. こんにちは
    テイジンさんのブログに書き込みした者です
    逆ネジの意味興味深く見ました
    でもますます分からなくなりました
    あの図ではペダルの固定部分のツバが考慮されてませんでした
    ツバの部分が無いと根本的にネジが閉まらないですよね
    ツバの部分とクランクが接触している限り緩む力が働いてる様に思えます
    って(逆ネジの意味の元に聞くべきですね)
    ついでにベアリングはボールも移動するので外側が逆回転することはありません
    ボールが移動しないようにするとサンギアの原理で逆転できますけど

    • あるふぁさん
      コメントありがとうございます。
      ペダルのツバの事は書くか悩みましたが、ツバの部分はネジを固定する為に必要はだそうです。
      ネジを締めていくとツバの部分とが固定されるので、ネジが伸びて、伸びたネジが戻る力とネジ山の抵抗力でネジが固定されるそうです。
      一旦止まったネジが動き始めるには、固定力より大きな力が必要な様で一旦しまったネジが簡単に緩まない(取れない様です)
      なので、おっしゃる緩む力より、固定力が上回ってるから、緩まないのかなと思います。
      このページが、ややこしい中でもわかりやすかったです。
      https://www.monotaro.com/s/pages/readingseries/nejikisokouza_0301/

      あとベアリングはおっしゃる通りかと思いますが、抵抗が0でない以上小さくても反対に動く力が掛かってるハズ(と思う)ですが、ネジを緩める程の力はないと思ってこの記載にしました。凄く微弱じゃないとベアリングを使う意味がないですよね。

      長く書いてますが、スリコギ運動でネジが締まる方向に作用してるんじゃないかと思いました。
      ただ、思ってるだけで合ってるかは自身ありません。はっきり書ければ良かったのですが。。個人的に限界でした。m(_ _)m

  5. こんにちは、ていじんです

    私の疑問、記事にして頂いて感謝です
    納得したようなしないような、「?」な感じ
    こういうのは中々難しいですね
    とにかくメンテをまめにしようと思ってます

    • ていじんさん
      コメントありがとうございます。
      なんとなくそうかなぁ。と思うものの、半信半疑な感じです。(^_^;)

  6. しげさんへ
    自分はペダルが外れたことはないですが、ペダルの軸は普通のネジと違い曲げモーメントがかかるので緩みやすいのでは?
    あと、クランクがアルミで、軸がステンなど異種金属だと電気腐食などによって緩みやすいですし。
    定期的に増し締めではなく、緩んでいないかは確認しておくと良いですね。
    因みに、トルク管理しても、物がしっかりと固定できているかはわかりません。

    フィニッシュラインから、スピードプレイと共同開発みたいなクリートに付けるオイルが出ていますね。

    • ブラザー弟さん
      コメントありがとうございます。
      そうなんですよね。力の掛かり方が違いますよね。
      あとトルクはそうですよね。抵抗とかあって指定トルクと実際のトルクが相違してるし、規定トルクで締めたからと言って緩まないものじゃないですよね。

      あと、スピードプレイのオイルがあるんですね。知りませんでした。調べてみます。ありがとうございますm(_ _)m