クランクの脱着とBBの分解と清掃を実施しました。

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こんにちは

※素人メンテなので、記事内の作業を参考に実施された場合、安全性や作業手順などの保証はしかねますので、真偽や妥当性等は事前に確認をしてください。記事内容の正しさは保証しかねます。

先日のブルベでヒルクライム中に右のBB(クランク?)あたりからキュッ!キュッ!って音が鳴ってました。

雨の中の200kmだったので、BB辺りに水でも入ったのかな?と思ってます。

週末にでも一回分解しようかなと思ってましたが。。

良く考えると、思いっきり水没してたらサビないの?と疑問が。。

何か不安になってきたので、BBだけでもメンテしておこうかなと平日の夜に実施しました。

使ってるBBはTOKENのTK878EXと言うBBで、海外通販のWiggleで購入しました。

国内で買うよりかなり安いかなと思います。

→ Token – TK878EX Road BSA 68mm

そう言えば、中に入っているシールドベアリングが裏表逆で入れ直したりしてます。

→ TokenのBB(TK787EX)のシールドベアリングを裏返しました

圧入を適当にやったら音なりして、再圧入したんでした。手抜きは駄目ですよね(^^;

ちなみにクランクは、シマノのFC-6800 50/34T 165mmです。

前置きが長かったですが、作業に入ります。

まず左のクランクを外します。あっ、書き忘れましたが、ホローテック2です。

クランクの根本の裏と表に1本づつのイモネジがありますので、両方を緩めます。

緩めたら、真ん中(クランクの軸)にある樹脂製のネジを外します。

これを外すには工具が必用です。(締付けトルクは凄く低いので、色々代用できるんじゃ?)

TL-FC16と言う純正の工具を使ってます。かなりお安い工具です。

Amazonで買いましたが、安くなってるし。。合わせ買い対象ですが、2017/10/19現在で177円でした。安っ(笑)

以下のAmazonへのリンクです。

→ シマノ クランク取付工具 TL-FC16

これを使って外します。特に工具で回すとかなくって、手で普通に回ります。

で。。外せました。外したら、クランクアームの上側の隙間(最初のネジを緩めると開く)の中にロック用のプレートみたいなのが入ってますので、細いもの等を使って外側を持ち上げます。

こんな感じになります。持ち上がったパーツの下側に突起があり、その突起がクランクの軸の丸い穴に刺さってるんですよね。取付時には、この持ち上げたパーツが下るのが、クランクの位置(押し込み)が正しい証拠になる。。と思います。下がらないと取り付け位置が違うか、押し込みが足りないはずです。

ここまで来たら、左クランクが抜けます。

右側も引っ張るか、左側から押せば抜けます。どうしても硬い時は、左側からゴムハンマー等で軽く叩きますが、大体は手でコンコンすれば外れる様に思います。

で、外れました。

この時気づきましたが、傷が入ってるし。。

そう言えば、シューズが当たる時があるので、それかも。。(TOT)

外れたらBBが見えます。

BBを外します。

こんな工具で外してます。私が持ってるのはPWTのヤツなんですが。。なくなってました。

シマノのやつの方が良差そうなんですが、違うんですかね。凄く気になります。

ズルっとやったりしてBBが。。傷だらけです(^^;

→ SHIMANO(シマノ) TL-FC33 ホローテックII BBユニット取付工具 インパクトレンチ用 

で、左側から外します。回す方向は締め付ける方向がBB自体に書いてあるので、それの逆に回します。

が。。。外れん。。工具が短すぎ?ちょっと体重をかけたら、外れました。

右側も同様です。左右で回す方向が違うのが要注意ですね。

結構汚れてます。

フレーム側こんな感じです。

まずは、音なりしてると思う、右側のBBをグリスアップしようと思います。

見えてる表側のカバー?シール?を外してからシールドベアリング自体のシールも外します。

自作(笑)のシールはがしを使います。思ってたより使えるかも。

これで作ったやつですね。

→ ベアリングのシールはがしって自作できないか?

外れました。

あれ?キレイですね。

折角開けたのでグリスアップします。

パーツクリーナーをブシュー!!と。綺麗にしてからグリスを詰めます。

使うグリスは今回はこれにします。

→ フィニッシュライン(FINISH LINE) プレミアムテフロン強化グリース 100g

これをベアリングに入れます。量の加減がわからないので、入るだけ詰め込みます。

入りました。

元から付いてたシールを取り付けてから、シールで蓋をして、はみ出たグリスを掃除します。

上からグレーの蓋をして終了です。

しかし。。特に汚れてなかったけど。。

ついでなので、右側もやります。

見えてるグレーの蓋をはずします。

蓋?を外したら、何かグレーなんですけど。。

しかも水滴がついてるし。。orz

右じゃなくて左側だったのかなぁ。。釈然とはしませんが、ありえますよね。

ベアリングのシールも外します。

これは。。ヤバそうです。。やっぱり?

左側と同様に掃除してからグリスを入れて終了です。

BBを入れようとフレーム側をみたら結構な汚れっぷりです。(^^;

BBのネジの部分にグリスを入れます。

使ってるグリスをこれを使ってます。

これです。

→ シマノ デュラエース グリス 100g

ある程度締めたら、トルクレンチを使います。

今回な40Nmを使用します。

使ってるトルクレンチはこれです。

→ SK11 デジタルトルクレンチ 差込角 9.5mm 3~60N・m SDT3-060/Amazon

使ってるビットはこれです。

→ SK11 ヘックスビット ソケットセット 差込角 9.5mm (3/8インチ) 3・4・5・6・7・8・10・12mm SHS308BH/Amazon

BBを取り付けたらクランクを取り付けます。軸の部分にグリスを薄く塗ります。

分厚く塗ってみた事はありますが、BBを通す時に削ぎ落とされるので、取れる前提で薄く塗る様にしました。

クランクは右クランク→左クランクの順に取り付けます。

左クランクがついたら、取り付けた順と逆になります。

上にずらしたプレートを落としてネジ止めするだけです。

この樹脂製のパーツの締め込みは、最後はゆるくしめるのみです。

クランクのネジ(イモネジ)は12Nm.)グラで良いと思います。

これで治ってくれると良いんですが。。

コメント

  1. しげさんへ
    早いですね。
    それだけ直ぐにメンテナンスしたら、パーツにをクリーニングだけで済みますね。
    しかし、グリスは何を使うか悩みますね。
    まぁ、無難なのはデュラグリスですが。
    次はホイール(ハブ)のメンテですか?
    雨天走行後は、タイヤの傷を十分チェックしておいた方が良いですよ。

    • ブラザー弟さん
      コメントありがとうございます。
      ふとベアリングが錆びたら嫌だなと思ったので、メンテしました。
      結果、水が入ってたので、やって良かったです。
      グリス悩みますよね。デュラグリスって、なんとなく少し硬そうな気がして、早く回転する部分には、少し躊躇します。もう少し粘度が低いものがいいのかなぁ。。と思うんですが。。ほんと悩みますね。
      タイヤは基本家に入れる前に拭き取ってるの大きなのはチェック出来てると思いますが、最近サイドカット的なのが続いたので、結構気になって見てます。(^_^;

      ホイールも時間を見てやろうと思ってます。